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March 25, 2006

PocketPCの開発環境を構築

Category: [技術系] @ 06.03.25 10:45 AM
W-ZERO3_125x125
W-ZERO3が今のところ個人的にかなりホットなので、冷めないうちにWindows Mobile (PocketPC) 2003 Second Editionのソフトウェア開発環境をセットアップしておいたので環境構築メモを。

Windows Mobile 5.0のネイティブアプリを開発する事の出来る正式対応な環境は、Visual Studio 2005 Standard Edition以上の環境と言うことになっています。W-ZERO3は画面解像度が俗に言うハイレゾ環境で、VGA対応しなければなりませんが基本的にPocketPC 2003 SE以降の環境であれば開発出来るようです。

フリーの開発環境は、Windows Validationを行った正規のWindowsユーザーであれば誰でもダウンロードすることが可能です。

 

基本的に必要なのはeMbedded Visual C++ 4.0とPPC SDKで、これさえあれば開発は可能ですが、今回はWindows MobileのVGA解像度対応アプリ開発にターゲットを絞ります。Palm(CLIE)のハイレゾアプリを作っていた頃を思い出して胸が熱くなったりしてw


  1. eMbedded Visual C++ 4.0 JA

  2. eMbedded Visual C++ 4.0 Service Pack 4 (SP4)

  3. Pocket PC 2003 日本語版 SDK

  4. Developer Resources for Windows Mobile 2003 Second Edition

  5. Windows Mobile 2003-based Pocket PC Emulator Images

インストール

1) まず、本命のeMbedded Visual C++ 4.0 日本語版のアーカイブファイル JA_eVC4.exeをダウンロードします。

evc4_sp4_download

展開すると266MBになり、その中のsetup.exeを実行します。プロダクトキーを要求されますが、これはダウンロードしたウェブの下の方、注意事項にひっそりと記載されています。

次に、eMbedded Visual C++ 4.0を選択します。ここでSDKをインストールすると各プラットフォーム(ARM、SH、MIPS)の標準SDKがインストールされるようです。今回はARMしか利用しないのでSDKは選択しません。

evc_install

Windows CE Toolsのパスはデフォルトで。

emb_vc4_02

途中、Microsoft Windows CE Platform Managerのインストールを促されるのでそれに従ってインストール。程なくするとeMbedded Visual C++をインストール開始。デフォルトのパスにフルインストールします。

emb_vc4_03

2) 次にeMbedded Visual C++ 4.0 Service Pack 4 (SP4)のアーカイブ evc4sp4JPN.exeをダウンロードします。

evc4_sp4_download

解凍(177 MB)して、setup.exeにてサービスパックを当てます。

3) 次にPocket PC 2003 日本語版 SDKのインストーラファイル Microsoft POCKET PC 2003 SDK.msiをダウンロードします。

ppc_sdk_download

eMbedded VC++の方でWindows CE Toolsをセットアップしたのでそれに合わせて、インストール先はデフォルトのC:\Windows CE Tools\wce420\POCKET PC 2003としました。

sdk_custom

4) お好みでDeveloper Resourceをインストールします。インストーラパッケージ Windows Mobile 2003 Second Edition Developer Resources.msiになっています。

ppc_devrsc_download

5) ここからが肝ですが、デバッグ用に日本語版のエミュレータイメージ Windows Mobile 2003-based Pocket PC Emulator Imagesをダウンロードしてインストールします。これをインストールしないとVGA画面のエミュレータでデバッグが出来ません。

emu_image_download

日本語版のインストーラパッケージ Windows Mobile 2003 Second Edition Emulator Images for Pocket PC - JPN.msiを実行します。ここで重要なのがインストール先のフォルダです。先ほど入れたSDKのフォルダにC:\Windows CE Tools\wce420\POCKET PC 2003\Emulationが存在するので、そこにJPNと言う名前のフォルダを作成してインストール先とします。後にデバッガの設定の際に楽になります。

emu_image

と言うことでとりあえずインストールまで。

追記

スタンダードSDKを入れた場合、eMbedded VC++ 4.0のIDEとエミュレータの通信がうまく行かないことがあって、ビルドした際にリンクで止ってしまうことがあるみたいです。

そんな時は諦めて Standard Windows CE SDKを削除すると復活するみたい。

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